自分が20年以上所有している最も思い入れのあるギターの一つで、Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul (1999年製) です。
所謂ヒスコレ1959モデルのレスポールですがカラーがレアな赤です。買った当時、スラッシュが好きで憧れもあって購入しました。スラッシュのシグネチャーはSlash’s Snakepitのインレイが入っていましたね。
ただ色々と改造してます。オリジナルの部分て木部とちょっとしたパーツしか無いかもしれません。まずは写真を載せましょう。
全体写真。現在はBigsbyを装着しています。

トップのフレイムが光の当たり方で変化します。


経年変化で傷やクラックがあります。


1999年製なのでもうそこそこ年数経っています。自分が購入したのは製造年のもっと後なのですがファーストオーナーになります。
ファーストインプレッション
購入当時、Gibsonのレギュラーラインのスタンダードを持っていました。それと比べると
- ネックは太めだけど握りやすい。弾きやすい。
- 重量感はレギュラーの物より軽い
- 生音が大きい
- 塗装が薄く木部の凸凹も分かるくらい
- アンプからの出音は分離が良く心地よい
正直、かなり驚きました。この時に「ヒスコレは別物なんだ」と感じたのを今でも覚えています。
スペック
基本的なレスポールと同じスペックです。カラーだけは当時は個数限定スペックとして販売していたようです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| Year | 1999 |
| Model | Historic Collection 1959 |
| Color | Trans Red |
| Body | Mahogany / Maple |
| Neck | Mahogany |
| Fingerboard | Rosewood |
| Weight | 4kg超え |
改造点
現在のスペックは
- Pickup:Vanzandt Tru Bucker 4C
- Pot:CTS
- Capacitor:Old Bumble Bee
- Bridge:クルーズ
- Tailpiece:Bigsby + Vibramate
- Machine heads : GOTOH ブラス製ポスト
- Nut:Oil-soaked Bone
となります。改造した理由やインプレッションは以下です。
ピックアップ
ピックアップは紆余曲折しており、どう変わっていったかと言うと。
57Classic(オリジナル) → Voo Doo HB59 → Gibson Burst Bucker 1 & 2 → Vanzandt Tru Bucker 4C(現状)
といった感じで変わっていきました。ちなみに57Classicは百瀬のレスポールに載せてます。百瀬のレスポールにはベストマッチしており調子良いです。
一番短命だったのがBurst Buckerでバランスが取りにくかった。悪くないんだけど1と2のバランスが慣れなかったです。
Voo Doo 59HBを付けた時は、当時のプレイスタイル的に低音がスッキリしてて欲しいと思い載せていた時期で結構長い間載せていました。その後、プレイスタイルが変わってきて物足りなさを感じて変えました。
今はフロント・リアに載せているVanzandt Tru Bucker 4C(現行品)に関しては不満が無く、クリーンも歪みも好みです。Burst Bucker1に似ている所があるのですが、こちらの方がブライトなんだけど気持ち湿った感じがあるのかなと思っています。あと音の分離感も良くコード弾き・リードでも濁らないのが気に入ってます。
特にリアで弾いた時に薄くならない、腰砕けにならない点も気に入ってます。結構易く買えるのも高評価です。
ボリューム・トーンポッド
CTSカスタムポッドに交換しているはず。音漏れが嫌で交換したのですが、これはかなり前の事なので確かカスタムポッドです。
コンデンサー
コンデンサーもいくつか交換していきましたが最終的にはオールドのバンブルビーになっています。写真を撮ってないのですが、付けた当時はちょいちょいボディーバックのカバー外して眺めて気分良くなっていました。
オールド専門店パルスコミューン様で購入しました。お世話になっています。
サウンドは奥行き感・立体感が出ており、歪ませた際には音が前にうねる感じになりました。弾いてて気分が良くなります。トーンを絞った時の甘さも好きなのですが、やっぱり立体感かな。このコンデンサー特有の音が有って好きなんです。
Bigsby
Bigsbyも後付で付けていますが、流石に追加工をして穴あけをする勇気はなくVibrameteを付けて無加工で済ませています。
音の変化も期待していましたが、一番の理由はぶっちゃけ見た目です。当時ネットで見ていたら同じカラーでBigsbyを付けていたレスポールがカッコよくドンズバだったのが理由です。
ただ音変わりますね。重量が増えるのもありますが金属的な音が増える。ただやっぱり重量が重くなるのは好みがわかれる所ですね。
ペグ
どこのメーカーの物か忘れてしまったのですが(Gotoh製だったかな?)ペグのシャフトがブラスになっている物に交換しています。
楽器屋さんの勧めで変えましたが好みの音になりました。太いと表現して良いのか分からないのですが、芯のある生々しいニュアンスが加わった気がします。特にピックがあたった際のコツっというニュアンスが出て、太さと芯がある音がします。
ブリッジ
かなり前に交換したので正確ではないのですがクルーズ製のブラス駒タイプに変えたはず。この辺りも好みでそうですね。
自分は良い感じに柔らかさが出てくれたなと思っているのですが、人によっては抜けが悪くなると感じる人もいるかもしれませんね。
ナット
牛骨オイル漬けのモノに交換しています。これは楽器屋さんが漬け込んだナットだったのでどこの物か分かりません。見た目に満足しています。
まとめ
塗装が薄くクラックやネック裏が良い感じに剥げてきて雰囲気が出てきました。20年以上弾き続け、改造を重ねた結果、自分だけの一本になりました。今後も一緒に歳を取れれば良いなと思うギターです。
English version : Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul (1999) Review