Headway(alpineguitars)アコースティックギター|百瀬さん製作・長期使用レビュー

※この記事は2021年公開の記事を、2026年時点の使用感を反映して加筆・修正しています。

百瀬さん製作のアコースティックギターについての記事です。アコースティックギターはこの1本しか持っていないのですが、信頼しているオグチ楽器さんで購入したHeadwayです。オグチ楽器さんのオーダー品で、ブランドはalpineguitarsになります。

実は、以前所有していたアコギもHeadway(alpineguitars)でしたが、下取りに出して今所有しているモデルに買い替えました。どちらも同じブランドではあるのですが、今回購入したものはブルーグラス系の音楽をやるのに適している(というかオグチ楽器さんがオーダーする際に狙って)サウンドになっています。

今回購入したモデルの同等品は、alpineguitars AYd-M(安井さん製作)になるそうです。私が所有しているのは百瀬さん製作のモデルで、値上がり前に購入したものです。値上がり額を聞いて、『値上がりしたら絶対に買えない』と思い、頑張って購入しました。


購入動機

以前に所有していたモデルは割とポップスや日本の歌謡曲をやるのに適した出音で、とにかく爽やかなイメージでした。ただ、使っていくうちに低音弦・特に6弦が弱く、パンチに欠ける感じで、もっと粘りと重厚さが欲しいなと思うようになっていきました。

ここ数年で自分のプレイスタイルが大きく変わったこともあり、以前所有していたモデルとは違う音が欲しくなりました。あまり弾いたことはないのですが、いわゆるMartin系の出音を欲していたのでしょう。

そのことをオグチ楽器さんに相談しつつ、『店頭にあるモデルを弾かせてください』とお願いした時に出てきた一本が、今回紹介しているモデルです。

ファーストインプレッション

このモデルを弾いた時に、『低音が出るな。音が綺麗で歯切れが良いのに、同時に粘りもあるな』と驚いたのを覚えています。ブルージーなフレーズを弾いていると、とても気分が良くなったのを覚えています。

とにかく、以前所有していたモデルとは全く別方向の音がして、自分の好みにドンピシャだったので一晩本気で迷った覚えがあります。結局、以前持っていたアコギを下取りに出して購入に至るのですが。

細かい仕様変更によって低音の出方を調整しているようで(詳細は書きませんが)、いわゆるブルーグラスやフラットピッキングにも対応できるギターとしてオーダーされたようです。自分はフラットピッキングの練習をしているので、厚めのべっ甲ピック(鼈甲ピック)でしっかり弾くと音圧があり、かつ6弦の音が沈み込まない出音に惹かれました。

スペック

上述しているように、alpineguitars AYd-Mと同様のスペックになっています。製作者は百瀬さんです。

項目スペック
表甲シトカスプルース
力木フォワードシフテッドスキャロップ アディロン材使用
側板・裏甲ホンジュラスマホガニー
ブリッジマダガスカルローズ
塗装ラッカー仕上げ
ネック材 ホンジュラスマホガニー1P
指板材エボニー
ヘッド化粧板エボニー
ペグ後藤ガットSG381-EN07 CK
ナット材・幅牛骨・44.5mm
弦長648mm
ネックグリップ HD518型

まとめ

結局、試奏した翌日だったと思いますが、『買います』とメッセージを送りつつ、以前所有していたHeadwayの下取りについても相談していました。

当時、百瀬さんの年齢的に今後どの程度生産が続くのか分からないこと、また大幅な値上げや生産量の調整があるかもしれないという話を聞いて購入するのを決めたのを覚えています。

購入してからもう結構な年数が経ち、毎年冬を過ぎて暖かくなるタイミングで音が変わり、その変化を楽しみにしています。現在は、音の太さはもちろんのこと、角が取れて、甘さと柔らかさが出てきており、弾いていて気持ちが良いです。

今後もしっかり使って育てていきたいギターです。

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です