個人的にはMarshallの方が馴染みのあるアンプなのですが、最近スピーカーケーブルをオールドベルデンで作られた物に変えたら良くなったので紹介です。
ちなみにそこそこモディファイしています。それも含めて紹介です。
Fender Ramparte
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外観
まずは外観から。Fenderが限定生産したアンプで中々おもしろい見た目で部屋に置いておくと雰囲気が変わるイカしたやつです。Fenderがどんなテーマで生産したかコメントしているので下に転用します。
“Pawnshop(質屋)の隅でようやく発見されたレアなアンプ”をテーマに、伝統や既成概念にとらわれないクールかつユニークなデザインとサウンドを提供するフェンダーの人気シリーズ、ポーン・ショップ・スペシャル。
今回、新たに登場するRamparteは、美しい布地による2トーン・チョコレートのエレガントな外観に、双頭の鷲があしらわれたクールなロゴ・バッジが目を引く。まるで昔のコンソール・ステレオのような雰囲気を持ちながら、スマートなルックスに仕上げられており、書斎やリビングにベストマッチのルーム・アンプとなっている。
プリ/パワーともに真空管を採用、クラス“A”サーキットによる9W出力。ホット&クールの2チャンネル/2インプット仕様で、ホット・チャンネルはワイルドなオーバードライブ・トーン、クール・チャンネルは温かみのあるクリーン・トーンと絶妙なクランチ・サウンドが特徴だ。また、このモデルのために特別設計された12インチ・スピーカーを搭載。
布地や全面に貼ってあるスピーカー保護ネットのデザインも気に入っています。全面のネットに関してはスピーカー入れ替えの際に穴開けちゃいましたがね、、、他の写真も添付します。
スペック
・パワー管 6L6
・プリ管 12AX7×2
・スピーカー 12インチx1発
・ワット数 9ワット
・チャンネル数が2つあり、各々のチャンネルに1ボリュームのみ。トーン等は無い。
このサイズ感の6L6管アンプって他に何があるのかな。すぐに出てこないのですが6L6管の真空管アンプを持ち歩けるサイズ感というのは結構気に入ってます。ただ9Wというスペックに対して音量がデカイ。流石フェンダーというべきなのか。。。
サウンド
サウンドですが、、、正直改造前はボリュームある程度上げてアンプ置く場所を考えないとバランス良く鳴らない感じでした。
なんというか、、、薄っぺらい(笑)セッションの時にある程度の音量出して地面に直置きすると太くて良かったのですが、自宅で弾くとペラいというか紙っぽい音だった。。。
なので以下の改造を行っています。
・スピーカーをジェンセンのC12K-8Ωに交換。これでペラさと紙っぽさは多少緩和された。
・パワー管を交換。何に変えたか忘れてしまいましたが単純にノイズが増えたので交換しました。交換後は出音がクリアになりました。
・スピーカーケーブルをオールドベルデンで作られたスピーカーケーブルに交換。ビンテージ専門店パルスコミューン様で購入しました。以前にオールドバンブルビーを購入して良かったので買いましたが、この交換が実は一番効いた。
まとめ
上記3点の改造をしましたが、やっぱり一番良かったのはスピーカーケーブル交換。音のモヤモヤがとれて鮮明に、弦の質感や音像・ニュアンスも出てギターを弾くのが凄く楽しいアンプになりました。
このスピーカーケーブルの印象としては何も足さない・引かない。変なピークも無くアンプの素性を出してくれるイメージです。歪エフェクターとの相性も以前より良くなり使えるエフェクターが増えました。
今までEQエフェクターで音整えたり、リバーブ兼プリアンプでごまかしていましたが色々やる必要なくなりました(笑)
、、、ということでデフォルトだと使えるシチュエーションが限られていたアンプでしたが、最近スピーカーケーブルを交換したことで化けました。
早くセッション出来るようになって持込みたいアンプです。大切に使っていこう。
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