SCHECTER BH-1のピックアップを変更しました。EMGのSV(フロント・センター)と57(リア)です。初のEMGで実験的な部分もありましたが結構良い感じにハマりました。
このギターのピックアップ遍歴を書こうとすると紆余曲折あって大変なので書きませんが、、、色々手探りで変更してました。理由は単純でDeviserを手に入れた時からBH-1の立ち位置が微妙になりどうしたものか、、、と結構悩んでました。EMGに変更する前は3ハムバッカーにしてPROVIDENCEのVITALIZER突っ込んでたりしてました。コイルタップも2つ付けてピックガードに穴が。。。
左がシェクター。右がDeviser。
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EMGの思い出?
EMGも色々モデルがありますが、10年以上前に弾いたミュージックマンのSteve Lukatherモデルで印象が変わりました。それまでは所謂メタル系ギターに乗っているEMGしか弾いたことがなく、なんかクリーンが薄っぺらく微妙だな。みたいな感じでしたがSteve Lukatherモデルは普通に使える音。ギターも良かったのでしょうけど彼のシグネチャーピックアップが良く出来ているのでしょうね。彼は今ではディマジオのパッシブピックアップとプリアンプのセットですがEMG期の音も好きです。
そんなキッカケからいつかはEMGを使ってみたいなと思っていましたが、1・2年前に中古のアッセンブリーセットが出ていたので購入。今回載せるに至りました。ビンテージ寄りのセットだったことも敷居を下げてましたね。
感想
SVはEMGの中でもビンテージ寄り、、、シングルビンテージの頭文字のはず。鈴なり感のあるシングルコイルサウンドとは違いますが、普通に使いやすくシングルコイルのサウンド。またコンプレッション感もEMGの中では少ない方だと言われています。が、良い塩梅でコンプレッション感有ります。
この感じ、、、BOSSの技シリーズのバッファーの感じに似ているような、、、音が整ってリスナーに届けやすくなる感触がします。本番でも使いましたが抜けますね。流石EMG。
57に関しても所謂PAFを意識したモデルで、Xシリーズの後発だったはずでヘッドルームを以前のEMGより広くとられているとかどこかで見ました。個人的にはミッドの張り出したサウンドで好みです。使いやすい。
あとこのセットに一緒についてきたSPCもフロントのみに効くように取り付けしました。単純にリアとの音量差があったので付けましたが便利ですね。元の音から激しく変わるわけではないけどセッションの時のソロにグッと回せば足元のブースター要らずの音量アップが可能です。本当に便利。
最後に
EMGの話ではないのですが、SCHECTER BH-1高くなりましたね。自分が買った頃なんてもっと手が出しやすい値段でした。部材費諸々の価格高騰が原因と聞いてます。
あとアッシュ材が数年前の原産地の川の氾濫か災害で取れなくなってからボディー材もアルダーに変わったらしいですね。買っておいて良かった。